平素より東京都生コンクリート工業組合の事業活動に格別のご理解、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
 東京都生コンクリート品質管理監査会議は平成10年に発足し、以来、中立・公正な監査を行うために第三者機関による全受審工場に対しての立入検査を実施し、また監査の透明性を高めるために全受審工場の監査結果を個別開示するなど、改善を重ねてまいりました。当工業組合は、引き続き同会議の指導のもと、生コンクリート工場の品質管理監査体制の強化と品質確保を継続して推進してまいります。
 昨年は年明けまもなく、新型コロナウイルス感染症が世界中に拡散し、国内でも4月に政府が発出した緊急事態宣言を受けての外出自粛やテレワーク、時差出勤が行われ、マスク着用、消毒、3密回避など「新しい生活様式」が生まれました。また東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする各種イベントは中止や延期となりました。

 このような状況の中、令和2年度の全国統一品質管理監査の実施が危惧されましたが、全国生コンクリート品質管理監査会議より監査及び査察の実施方針が示されたことで、感染防止に最大限の注意を払い監査を実施し、各生コンクリート工場の品質が維持されていることを確認いたしました。
 また一方では、九州、中部地方の広範囲で発生した7月豪雨や千葉県東方沖地震など、毎年のように繰り返される自然災害が立て続けに起こりました。3月には東日本大震災発生から丸10年となりました。これらの被害の復旧、復興には多くの時間と労力を要することから、国土強靭化対策の重要性の認識はさらに高まっております。
 当工業組合は、国土強靭化対策や社会資本整備のために必要不可欠な生コンクリートの供給者の責務として、需要家の皆様へ生コンクリートを安定供給するとともに品質管理の向上への取り組みを推進してまいります。
 今後とも東京都生コンクリート工業組合及び組合員工場の品質管理への取り組みと品質管理監査制度へのご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。

東京都生コンクリート工業組合 理事長

 吉 野 友 康

全国生コンクリート工業組合連合会
関東1区地区本部 本部長
(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・各工業組合管轄)